カールじいさんの空飛ぶ家
確か、公開と同時に観に行った気がします。
ピクサー。カールじいさんの空飛ぶ家。
これのキャッチが、「愛する妻が死にました──。だから私は旅に出ます」とかで、
もう泣かす気まんまん、涙もろいぼくからすれば、
ティッシュがボックスで要るのではないかとハラハラもんだったのですが、
意外にも、そういうお涙映画ではありませんでした。
カールじいさんには、夢があったんです。
愛する妻と同じ夢。
いつかハラハラドキドキする冒険をしたい。
偉大なる冒険家が夢見た、あの滝へ、あの場所へ、いつか行ってみたい。
二人ともささやかな生活をしながらも、そのことに想いを馳せていたんです。
ところが生活は穏やかではなく、貯金もたまらない。
幼いころから見ていた夢には、手も伸ばせずに時間だけが過ぎていく。
そして、愛する妻が、先立っていく。
カールじいさんは、想い出をすべてひきつれて、旅立つ決心をする。
家ごと風船で浮かべ、あの滝へ、あの場所へ。
さあ、行こう。
というような、冒険ドラマ。
そうなんです。
泣き泣きのお話なのかなーと思えば、そういったしんみりくるシーンは
たかだか最初の10分ぐらいで、あとはずっと、冒険です。
ハラハラドキドキ、命を狙う敵に、守りたいと思う人たち。
非常に冒険なんです。楽しいんです。
最初、ぼくは、そのキャッチからも考えて、別れの悲しみを背負うお話なのかと思ったんですが、
とんでもない、このお話は、別れの本当の意味に気付かせてくれる映画でした。
何がいいって、滝の上まで来て、カールじいさんが何を決意し、何を捨てたか、ですよ。
あのシーンの感動っぷりはなかなか気持ちの良いものがありました。
たぶん、まだまだ絶賛公開中かと思いますので、気になっている方はぜひ。
デートムービーとしても、ご家族で見るとしても、しっかり満足できるものに仕上がっています。
ま、単純にいやあ、面白かったねー、ってことですよ。
WALL.Eも良かったけど、カールじいさんもいいんだよなー。
やっぱピクサーはすげえ。
サマーウォーズ | DVD、BD化
これって記事にしてなかったっけ。
DVD / BD が3月3日に発売となり、Amazonなどでも予約できます。
ってことで、今日はこの映画のご紹介。
[ サマーウォーズ公式サイト ]
傑作アニメ「時をかける少女」でもおなじみ、細田守監督最新作。
キャラクターデザインはエヴァでおなじみの貞本義行。
まあ、「時をかける少女」のスタッフが作った、でだいたい合ってるような気がします。
とにかく、面白かった。
見ていた2時間、一瞬も飽きが来なかった。
前作が良かっただけに、いろいろと懸念されるところはあったんだけれども、
すべてを吹き飛ばしてしまうほどに面白かった。
生き生きと描かれるキャラクター。
小さな恋。大きな事件。あらがえないうねり。そして世界の危機。
陣内家の人々は、自らの力を最大限に酷使して、その「敵」と戦う。
最大の見せ場だと思う花札バトルは、その演出の素晴らしさ、
見え見えだったけど展開の良さが際立ち、見ていてずっと鳥肌がとまらなかった。
そして一通り見終わったあと、一緒に鑑賞した友人が言う一言。
「世界を救ったのは、陣内家だけど」
「陣内家を救ったのは、主人公だった」
見た人なら、ぴんとくるかもしれない。
見た人でも、もしかするとぴんとこないかもしれない。
でも、それが、すごく、良いのだ。
ここが、つまり、この映画なのだ。
ぼくは、個人的には「時をかける少女」はやはりギリギリ越えてないかなぁ…と思うのだけど、
人によっては大きく引き離すだろうし、好みもあるけど、
でも、見て損はないどころか、見ないと損する超絶面白アニメであることは保証する。
とにかく、エンターテイメント。笑い、涙、感動。
そしてラストの名台詞をご賞味あれ。
ソラニン | 映画化
いつのまにか、公式サイトができてるー!
知らなかった!見に行ってきた!わー!
[ ソラニン公式サイト ]
ソラニンという作品については、まあ、浅野いにおさんの出世作ですし、
あっちこっちの本屋で「オススメ!」マークが貼ってあったりもして、ご存知の方も多いかもしれませんね。
かくいうぼくも、この漫画には、いろいろと思うところがありすぎます。
なんだろう、クリエイティブなことでがんばろうとする人、
特に、音楽であるとか、作家であるとか、漫画家であるとかさ、
投稿であったり、地道な活動であったり、報われるかどうかわからないけれど、
でも手を伸ばさずにはいられないような、その輝きを追いかけたい人に、
もっといえば、つまり、
「夢」を追いかけているすべての人に、贈られるべき漫画です。
ちなみに、ソラニンを読んでわりとすぐに書いた記事はこちらです。
「Life / smartly_diary」
映画化されるのです。
宮崎あおい主演で、映画化されるのです。
好きすぎて、もしかすると、鑑賞したあと、ボロクソ言うかもしれない。
でも、絶対に観に行くと思う。
宮崎あおいなんだから、ある程度のクオリティは期待できるし、
たぶん、間ももつとは思うんだけど、不安は拭えないなぁ。
ソラニンの曲自体もアジカンが書き下ろしている模様。
さらには、劇中曲をストレイテナーのホリエアツシさんのソロプロジェクトentがやってるんだって。
好きどころが揃いすぎて鼻血でそう。
楽しみです。
公開は4月。
楽しみです。
リメンバー・マトリックス
なぜか、思い立ってマトリックスをぜんぶ見直してしまいました。
Blu-ray Disc見る環境が整ったから、ちったあアクションのすごいの見たいと思ったのもあるし、
あの荒廃した世界観や、わけわからない動きをまた見たいと思ったのもある、
でも何よりも大きかったのは、マトリックスを見たい、と強く思ったから。
見直してみて改めて思うのは、やはり「マトリックス」だなぁ、という、ここですよ。
何か、いくつかフォロワーっぽいのが出ていたような気もしないでもないけど、
アレを超えるSFアクション作品がまだ出ていないような気さえします。
やっぱり、すっげー面白かったな!
ワイヤーアクションは見慣れたかもしれない。
でも、あそこまでぶっ飛んだ動きをする映画は、見かけない。
壁走って銃うつのもすごいけど、気がつけば、天井で逆さになって銃うってるからな。お前らなんなんだよ。
リローデッドの高速道路でのドンパチは、本当に興奮する。
レボリューションのザイオン総力戦は何度見ても息をのむ。
ブルーレイで見たからっていうのもあるかもしれないけど、
いま見ても、圧倒的な映像というか、他で見られないオンリーな映像があることに驚く。
マトリックスはやはり、時代に残るかどうかは知らないし、語り継がれるかも知らないけど、
ひとつの時代の象徴であるような映画であったなぁ。
でさ、すっげえなぁ、と改めて思ったのは、
3つの作品が、それぞれ見所があってきちっと面白くて、そのうえ、最後、完結しているという。
ここ。
完結。
この二文字。
広げた風呂敷をきちんとたたんだという、ここ。
超大作を終わらせるのって、すげーよなぁ。
しみじみそんなことを思った。
シューテム・アップ

紹介とかじゃないぞ。
エンターテイナーは全員見るべきだ。
さあ、借りてこい。
考えるな。迷うな。オススメとか、そんなレベルじゃない。
[ シューテム・アップ ]
バスケ漫画が大好きなのに、スラムダンク読んでないとか、ありえないでしょ?
探偵モノが好きなのに、シャーロック・ホームズを知らないとか、ないでしょう。
幕末が好きなのに燃えよ剣を読んでないとか、ありえないんだよ。
エンターテイナーは、全員見るべき映画だ。
ちなみに、超が三個ぐらいつくほどご都合的な話ですので、そこ注意です。
話っていうか、ストーリーなんてないも同然なんですけどね。
あと銃撃ドンパチなので、エンターテイナーだけどそのジャンルはちょっと、
っていう人は見なくて良いと思います。
感動とかマジ無縁。
マジB級。でもほんっと面白い。
ふつう、銃撃ドンパチやってる横で、出産しねえよ。
ふつう、相手の本拠地に乗り込んで、のわりにそこで罠なんかこさえねえよ。
ふつう、パラシュートで飛行機から落ちてるとこで、銃撃戦なんかしねえんだよ。
マジあったま悪い。
そのわりに、ラストバトルはアツかった。
泥の殴り合いに近い、非常に胸にくるバトルだった。
90分の上映時間のうち、うち70分ぐらいは銃撃戦だったのでは、と思うような映画です。
エンターテイナーは見てください。
借りてこい。
考えるな。迷うな。






