高く、広く、鹿児島。

それは、自分の人生のはじまりを思い出し、そして、その先を想像させる景色だった。鹿児島。桜島。灰の影響ってのは色濃くて、そこで暮らす人々に確かな影を落としている。ぼくはその影を見つめながら、けれど強くたくましい人々の生活に想いを馳せて、気がつけばあっという間に日程が過ぎていった。
鹿児島の空は、高く、広く、おおきかった。
東京とは比べ物にならないスケール感に、ちょっくらびっくらこいた。
あと案外、鹿児島って都会ね。分かる人だけに言うと、立川……いや、国立レベルには発展していたよ。西東京で例えても誰もわからないかもしれないけど。へへ。また行きたいな。鹿児島。今度はゆっくり観光したい。もっと、あの街を知りたい。そう思う。
大哺乳類展にいってきた
いやー。土曜日にいったんですけど、本当に、すごいんです。
人が。
[ 国立科学博物館 | 大哺乳類展 ]
上野動物園とかの近くにある国立科学博物館、そちらで期間限定で行っているイベントです。「大哺乳類展」。陸と海にそれぞれ展示が分かれてまして、まずは陸のなかまたちが展示されています。海のなかまたちに関しては、少し後、7月以降の登場ですね。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
で、見にいってきたんですが、これが、すごい、というか、ひどい。としか言いようがない惨状でして。
展示の規模としては、何だろう、本丸であるところの博物館から離れたブースで行っているわけなので、そんなに大きくはないんです。人さえいなければ、ものの1時間程度でぜんぶ見れる代物です。21_21 DESIGN SIGHTよりも、ちょっと大きいぐらいかなぁ。まあ、一日ずっとそこで楽しめるようなもんじゃないんですね。ちょっとやってるみたいだし、見に行ってみようか、ていう程度な。そんなもの。
なんだけど、どういうわけか、人がものすごい来ているんです。びっくりするぐらい人が来ているんです。チケット買うのに行列ですからね。中に入っても、展示物の前をゆっくり行列が進むのを待つ感じ。すさまじかった。人が。
展示物自体は、とても面白いんです。ホッキョクグマのはく製とかあって、迫力がすごい。ちっちゃなアルマジロのはく製もあるし、ジャイアントパンダが意外に小さいことにも気づく。かと思えばゾウのでかさに本気でびびったりもするし、シートンの興味深い文献もあったりとかして、展示内容自体は、とても面白い。けど、それをゆっくり見ている余裕はないんです。
どれぐらい酷いかといいますと、まずゴールデンウィーク中に、一回、試みたんですよ。見てみようと思って一回行ったんですが、チケットを買うのに1時間待ちの行列が出来ていたんです。で、あきらめて、日を改めようと思ったんですが、これは本当に正解だった。あのときに1時間待って中入ったとしても、とてもじゃないけど、中は狭いし、前にいかないと展示物はよく見えないし、人は多すぎて呼吸も苦しくなるしで、どうにもならなかったでしょう。ま、とはいえ、先日の休日ですらあの人ごみでしたからね。どっちもどっちではありますけど。
たぶんね、これ、広告の打ちすぎなんですよ。そんな、人がたっくさん集まってわいわい見てうおーってなるようなもんじゃないんです。あくまでも、ちょっとしたイベントなんです。小1時間、ぷらっと中見て、へぇーって思って、楽しかったね、っていうような、そんな程度のしろものなんです。なのに、上野駅にはバンバンポスターあるし、それどころか渋谷駅とかにまで、大型パネルで広告打ってますからね。で、そのグラフィックもなかなかシズル感あって面白そうなもんだから、客を呼んじゃうと。
展示物は、何度も言いますが、面白いです。近くに寄ったらぜひ見てみてほしいです。楽しい。けど、人が多すぎるので、どうか注意してください。お子さんと一緒ならすごい楽しいんじゃないかなぁ。でもお子さんは、人の多さにちょこっとうんざりもするだろうなぁ。
というような感じです。
原研哉デザイン展「本」
武蔵野市立吉祥寺美術館にて。
原研哉デザイン展 「本」 友人、原田宗典がモノ書きだったおかげで。
行ってきました。これまた最終日に滑りこみ。ずざー。
デザイン関係者はみんな知ってるスゴイ人、原研哉さんの「本」に関連する展示です。
原田宗典さんのブックデザインを手がけていて、その紹介も多いです。
それ以外には、RE DESIGNの話であったり、HAPTIC 五感の覚醒の話もあり、
果ては「日本の歴史」のデザインまでやっているんですね、その話もありました。
なんか、すごいですわ、やっぱり。
行って良かった。
前述の「日本の歴史」とか、集英社の新書のデザインとか、してるんですけど、
デザインしていることを感じさせないわりに、きちんと見てもきちんと満足できる、すごい。
それでいて、エディトリアルしているところで話されていることはとても理解できるし。
ブックデザインというのは、その本を出した人が、当たり前だけれど、主役なわけです。
そのデザインというのは、主役を引き立たせるための脇役なわけですね。
いかに本の作者の言いたいこと、伝えたいことを込めるか。
とても、参考になりました。
独りよがりなかっこいいデザインなんて、求められなければ要らないんですよねぇ。
そぎ落とされたマイナスのデザインが、ときになによりもかっこよく見える。
そんな原研哉さんの本、展、でした。
文化庁メディア芸術祭
先日、文化庁メディア芸術祭 を見てきました。
場所は六本木の国立新美術館。
日曜日の昼前にもかかわらず、あっちこっちにたくさんの人、人!
人気というか、話題なんだなぁ。
ていうか後から気づきましたが僕が行ったの最終日でした。
そら人も入るか。
webな人に向けて話すと、web的なところからは
中村勇吾さんFONTPARK、佐藤ねじさんprototype1000、バスキュールのギョロルなど
知ってる人は知ってるラインナップです。
知ってる人ってだれよ、っていうと、
Adobe EDGEとかブックマーク系サイトを見てる人です。
少なくとも、僕はwebものについてはお馴染みのものでしたね、ぜんぶ。
それ以外には岩井俊雄さんの作品とか面白かったなぁ。
家に帰ってから、NHKのETV特集で岩井俊雄さんが出ていて、
妙な出会いだな、と思いながら拝見してると、これがまた面白いのなんの。
小学生相手に岩井さんが、小学生でもわかるメディアの面白さ、を考えて、
落とし込んで、みんなが楽しめるような授業の模様だったんですが、
すごーく面白かったな。
で、文化庁メディア芸術祭に戻りますが、
なんとも思ったのが、Wiiの影響なのか何なのか知りませんが、
「体験」というのが、大きなキーワードになっているような気がしますね。
エンタメ部門大賞のOups!とか見てる分には、ああそうなのね、程度だけど、
やっぱり、自分がやるとびっくりするもんです。
光があたっているところだけ重くなっている砂?のようなものとか(うろ覚え)、
Wii Fitだって展示されていたし、上記のギョロルにも人が大勢集まっていたしね。
ああいった、びっくりオドロキ体験は今後も注目されるんじゃないでしょうか。
といったような感じで今日は終わり。
READのトップデザイン案は大詰めです。
もうちょっとでお披露目できそうだな。







