なぜ、Read or Readはリニューアルをしたのか
Posted on | 7月 8, 2009 | No Comments
今日は、Read or Readリニューアルについて。
お話したいとます。
■以前のコンセプトは、遊園地。
デザインが主導になったのですが、その当時、僕はカラフルなデザインが好きでした。
たくさんの色を使って、それぞれが個性を発揮しているようなデザインが、すごく好みでした。
そしてそれは、僕が作りたいサイトに少し似ているかもしれない、と思うようになりました。
ザクザク作ってみると、カラフルで、楽しそうで、ここへきたら面白そうだな、って思えるようなデザインになりました。
僕は「まるで遊園地だな」と思い、その思いを、そのままコンセプトとして当てはめました。
「いろんな乗り物があって、みんなが楽しめるようなサイト」
それを、目指したのです。
■今回のコンセプトは、セレクトショップ。
ところが、遊園地で遊ぶには、僕らはいささか大人すぎました。
それぞれが書くものも、求めるものも、これから生み出すものも。
すべてが、ちょっと大人すぎました。
「みんなが楽しめるようなサイト」は、「遊園地」という枠では、表現しきれないと思ったのです。
そこで僕は、方向を「大人」に定めます。
さらにそのとき、僕はちょうど、ユナイテッドアローズという、洋服のセレクトショップにいました。
新しいシャツ欲しいなー、とか思いながら、Readのリニュはどうすんべ、と考えていました。
その場に「いた」自分と、その場で「考えていた」自分とが、手をつなぎます。
「セレクトショップ、か」
ユナイテッドアローズは、折しも、僕らと同年代か、ちょっと下ぐらいがメインターゲット。
「みんなが楽しめるようなサイト」にするために、「みんなが楽しめるようなものを、こちらで探す」という発想が思い浮かびます。
次の瞬間には、決めていました。
「オンライン小説のセレクトショップを目指そう」
コンセプトが、明快になっていきます。
■では、セレクトショップとは何か。
セレクトショップを目指そう、とは考えたものの、
目指すべきものが曖昧では目指しようがありません。
セレクトショップというものを、少し見つめる必要がありそうです。
「なぜ僕は、ユナイテッドアローズで服を買うのか?」
この問いの答えが、そのまま答えになりそうでした。
「なぜなら、僕は、彼らを信頼していて、彼らがセレクトしたものは、きっと良いと思っているから」
ああ、そうなのか、と思います。
セレクトショップとは、つまり、セレクトする人のセンスが買われて、セレクトショップなのですね。
だから、僕はこれで言うのであれば、「本をおすすめするに足りる、センスが必要」ということになります。
それを認めてもらうには、どうしたらいいのでしょう。
思うには、まずはとりあえず、おすすめしていくしかない、という気持ちがありそうです。
たくさんリコメンドしていくことにより、その人のセンス、「何を良いと思っているのか」が分かります。
お客様は、きっと、そこを見るのです。
「私と良いと思うセンスが似ている」となれば、その人のおすすめするものは「きっと良いもの」であるでしょう。
■そして、そのコンセプトをお伝えするデザインとは何か。
最後です。
以上の経緯から、Read or Readで僕が表現しなければならないことが、決まりました。
では、今度は、Webデザイナーであるところの僕が、まずはそれを、お伝えしなくてはなりません。
これまでの「遊園地」ではなく、もう少し大人の「セレクトショップ」めいた場所であることを。
あるいは、作家さんたちが、
「ここへ載せてもらえるとちょっとステータス」になりそう、と思ってもらえるような場所であることを。
僕が、まず、デザインで、お伝えしなくてはなりません。
というわけで、リニューアル、をしたのです。
上記でお話したデザインを、僕が100%表現できているのか、というと、少し疑問なのですが、
ここ一年の僕の、まあ、そこそこの全力なのかな、というふうには、理解しています。
途中でちょっとダレちゃったりとか、手を抜いている部分もあるのですが、それも含めて、僕だな、と。
そう思っています。
良ければご感想など、お聞かせくださいませ。
また、これからまだまだ変わっていくと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
それではまた。
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